余白スペースを利用したミニマリズム(英: Minimalism)は、現在大きなデザイントレンドとなっています。
"Less is more" -Ludwig Mies van der Rohe
「より少ないことは、より豊かなこと」
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ
14社の超ミニマル化したロゴ
ミニマルデザインを考えるときによく使われる言葉で装飾が多すぎるとどれも目立たなくなる、無駄を削ぎ落した方がより美しく効果的であるという考えです。
見せたいものや伝えたいことの中から引き算をしていき、最小限度におさえたミニマルデザイン。多くのデザイナーにとってミニマルスタイルに着目し、余白スペースを最大化することはたのしい挑戦とも言えるでしょう。
今回は『14 Ultra Minimalist Logos of Famous Brands』よりミニマルデザインの極端な例をご紹介します。
世界的に有名なブランド14社のロゴを超ミニマル化してしまった企画で、それぞれのロゴが人間の髪の毛ほどの細さの曲線を使用して超ミニマル化されています。
ディズニー
ロイヤル・ダッチ・シェル
ハーディーズ
Fedex
BURGERKING
コカ・コーラ
KFCコーポレーション
LEGO
NIKE
ペプシコーラ
McDonald's
ターゲット・コーポレーション
YouTube
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このロゴが実際に使われる事は考えにくいですが、デザインの引き算を考える上で非常に参考になるものです。
これだけ削り落としたとしても、認識できてしまうほど定着しているブランド価値、ブランド力は流石ですね。
広く理解されているデザインだからこその超ミニマル化ではありますが、デザインにとっての無駄とは?伝えたいことからの引き算とは?を考えさせられますね。